20170418

ママは早朝4:30起きで今日から土曜日まで泊まりの仕事。

今朝は早くも起きる前から布団の中ですすり泣いている。

「ママが良いー!ママが良いー!」と泣きながら起きて来た。

テーブルの上にあったママの手紙を読んでまた号泣。

すぐに返事を書き始めた。

気を紛らわせようと私がテレビをつけた。

テレビを見ながら書くものだから余計に時間がかかる。

朝ごはんのおにぎりと玉子スープが出来た。

一向に筆が進まないからテレビを消した。

ちょっと書くスピードが上がった。

泣いては書き、書いては泣き・・・

ようやく書き上げた。

A5ノート1ページ分。

ママが週末帰って来たら見せるそうだ。

6歳の子が短時間で書くには結構な分量だと思う。

私はまだ読んでいないが(と言うかママ宛の手紙だ)、結構身につまされることが書いてあるような気がする。

ご飯が冷めた。

スープを一口飲んでご馳走様。

食欲無し。

名札とハンカチポケット付けながら

「給食食べたくないー!」(泣)

「また牛乳吐いちゃうのわかってるから飲みたくないー(牛乳が苦手で前日吐いた)!」(泣)

「給食の前に迎えに来て欲しいー!」(泣)

「〇〇(民間学童)行きたくないー!」(泣)

「ママに会いたいー!」(泣)

「ママに電話してー!」(泣)

電話した。

出なかった。

当たり前だ。

仕事中だ。

しょんぼりだ。

(あと5回コールして出なかったら諦めてと私が言ったら

2コールで勝手に切れた。

スマホの設定だ。

状況からしたらすぐ泣くかと思ったが、この時は泣かなかった。

じっと画面を見ていた。)

おもむろに民間学童で使ってるノートを持って来て見せられた。

学童に行きたくないけど頑張って行ったと。そのような内容だった。

心の叫びだった。

でもその叫びには大人の事情ですぐには答えられない。

涙が出た。

可哀想で、悔しくて、申し訳なくて涙が出た。

親の都合で学童を決めたから、まともに娘の顔を見られなかった。

気が乗らない登校は時間がかかる。

ちょっと早めに家を出た。

「ママには言ったんだけど、あの子達と一緒に行きたくないのー!断ってー!」(泣)

(学区が違かったウチの娘も新1年生の登校の列に混ぜてもらうお願いを、その子達のママ達にしていた。)

待ち合わせ場所に着き「こちらからお願いしたのにすみませんが、毎朝こんな感じなんで・・・」と断った。

その間も娘は泣き続け挨拶も返せない。

昨日は途中でバイバイの予定が泣きがひどくなり結局校門まで一緒に行った。

今日からは昨日の教訓を生かし安定するまで校門まで一緒に行く事にした。

泣きながら歩くペースは遅く、急かすと

「お別れが早くなるからヤダー」

と、ますます泣いた。

「知らない人に、「パパが救急車に乗せられて病院に連れてかれたから一緒に来て!」とか、

「ママが向こうで待ってるから一緒に行こう!」と言われても絶対行っちゃダメだよ!」と、

通学路を並んで歩きながら言い聞かせる。

頷いてるけど多分聞いてない。

彼女の頭の中は寂しさと悲しさで一杯らしい。

さて、そんなこんなでようやく校門まで来た。

お別れのハグをしてバイバイ。

とは行かない、やはり。

「7時じゃなくて6時に迎えに来る約束して!」(泣)

と言ってくる。無理。

「約束しても仕事で絶対守れないから、そうなるとパパは嘘つきになっちゃう。

パパが嘘つきでも良いの?」

と言ってみるが聞く耳を持たない。

上級生や黄色い帽子の子供達が集まってくる。

同じクラスの子や上級生のお姉さんが「一緒に行こう!」と誘ってくる。

・・・無視。

「もう行きなさい」と言う私と「パパと一緒に居たい!」と言う娘。

仕方なく無理やり行こうとする私。

着いてくる娘。

「来るなっ!」

思わず語気を荒げてしまった。

押し問答含め、着いてからここまで5分。

全く泣き止まない娘。困った上級生。もちろん困った私。

そこへ担任の先生がたまたま登場。

昇降口に連れて行ってくれた。

泣きながらも先生の言うことは聞く。なぜ?

まだ入学して2週間弱。

2時前に学童から入室メールが。

今日は初めての英語のクラスがある。

どうだったのか?

いつものようにマッハで自転車漕ぎながら、頭の中は、迎えたら今日の頑張りを一杯褒めてあげようという思い8割にたくさん食べて欲しい晩ご飯の献立2割。

(この前は途中で転んで10日経ってもまだ手首が痛い。)

学童でお迎えした後、

「本当は学童が嫌なんじゃなくて、学校に行きたくなかったの・・・」

とつぶやく。

どうやら初めての英語の授業が楽しかったようだ。

イースターのタマゴももらって来た。

いつもはもっとテンション高く、おしゃべりなのに、今日はそうでも・・・

「パパが今日教えてくれた勇気の出るおまじない『キルデ』って『出来る』だよね!」

・・・そうです。アタリ。

「勇気出たでしょ?」

「余計にママとパパを思い出して寂しくなったよ」

・・・裏目。

家に着いて

結局給食はあまり食べなかったようで、朝残したオニギリをまず食べた。

そして更に夕飯を催促。

「麺類の気分だから」

と言うので、好物のラーメン。

急いで作ったのに、オニギリとイースターのタマゴでお腹いっぱいになりほとんどラーメンは食べずにご馳走様。

何?

ご飯の後にまた手紙書いてる。

『ままぱぱありごとう』と題された感謝の手紙。

「ままうんでくれてありがとうわたしがうまれたときうれしかったよね。わたしもうれしかったよ。~」

「ぱぱわたしのこといっつもふわんにおもってくれてありがとう~」

(共に原文ママ)

泣いた。

父娘2人で「ありがとう」と言い合いながら、しばらく泣いた。

そのまま泣き疲れてリビングで寝た。

【今日の父親の晩ご飯】

〈お題〉簡単ワンタン麺

材料)

・生ラーメン

・ワンタンの皮

・挽肉

・ねぎ

・中華スープの素

・水

作り方)

1.スープの素でパッケージに書いてある通りにスープを作る。

2.挽肉をスープに入れる。

3.麺をちょっと硬めに茹でる。

4.ワンタンの皮を畳んでスープに入れる。

5.茹で上がった麺とワンタンスープを合わせて完成。ネギを忘れずに!

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